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(c)新藤悟 2005 - All Rights Reserved






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雪が、降り始めました。
暗く、濃く曇った空から舞い降りるそれは何処か濁って見えて、なのに何処か美しくて。
触れた瞬間に感じる温もり。
周りを見れば誰しもが同じ様に不思議な雪を感じていました。
引き金に掛かった指を伸ばし、剣を、銃を地面に置き、両腕を広げて全身で受け止めていました。
絶え間なく降り注ぐ、優しい雪。どれだけ降っても地面には残らず、だけれど全てのヒトの中に残る、温かくて悲しい、哀しい雪でした。



不意に雪が止み、雲が途切れて光が溢れてきます。
雲の端から徐々に広がっていく輝き。
誰しもに等しく太陽は温もりを与えてくれました。
その時、新しい時代が始まりました。









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